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嘘をついてはいけないと言われる理由を改めて考えよう

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嘘をついてはいけないと言われる理由を改めて考えよう

4月1日は『エイプリルフール』。

この日は嘘をついても良い風習になっていますが、
逆になぜ普段は嘘をついてはいけないと言われるのでしょうか。

嘘をついてはいけない事は子どもも大人もそれなりに理解しているけれど、
改めて考えてみると答え方が難しい。

そう感じたので今回は『嘘をつくことはいけないと言われるのはなぜか?』
について考えてみました。

ちなみに私の主張としては

「嘘に慣れることで自分の弱さと向き合えなくなるから」

です。

嘘はついていい・悪いに正解はない

「なぜ嘘をついてはいけないのか?」という問いは、
小学生の道徳の授業でも取り上げられそうな簡単なテーマですね。

けれども、身近で考えやすい反面、どこまでも深く考えられる。

しっかり向き合うと意外と難解なテーマでもあると思います。

さて、子どもも大人も誰しもが嘘をついた経験はあるはず。

私もよく嘘をつくことがありますよ。笑

嘘をつく理由は様々ですが、
共通しているのは何かしらの意味や意図があるからだと思います。

それは物事を円滑に進めるためだったり、場を和ませるためだったり。

基本的には相手の事を想ってつく嘘ならついてもいいのかなと。

逆に自分の利益や自分を守るためだけにつくのは悪い嘘、良くない嘘と言えるでしょう。

意見はいろいろ出せますが、
確実に言えるのは『嘘をついていい・悪いに正解はない』ということ。

正しく言えば、状況や相手との関係性によって正解は変わるもの。

だから、世の中にはついていい嘘と悪い嘘があるのですね。

ただ「ついていい嘘と悪い嘘があるよねー」というだけでは、
本当に小学生の道徳の授業で終わってしまいます。

私は小学生よりもちょっとだけお兄さんなので(笑)、
もう少し深く考えてみますね。

なぜ嘘をついてはいけないと言われるのか?

『嘘をついていい・悪いに正解はない』と知っているのに、
『なぜ嘘をついてはいけないと言われる』のでしょうか?

ここには何か『考える余白』が存在しているはずです。

その答えを見つけるためには『エイプリルフール』という日が
存在していることが意外と重要かもしれません。

『エイプリルフール』は『この日は嘘をついても良い風習』でした。

これは見方を変えれば「普段は嘘をついてはいけないよ」という意味でもある。

では、なぜ普段から嘘をついてはいけないのか?

それは『嘘に慣れてはいけない』からではないか。

嘘をつくことはある種の権利です。

誰もがいつでもどこでも嘘をつくことが出来る。

ただ、もし嘘に慣れてしまい、普段から嘘つきな人になってしまうと、
他人に信じてもらえなくなるし、信用されないと生きづらくなります。

だから嘘をつくことに慣れてはいけないのでしょう。

さらに言えば、もっと大きな問題が生まれる。

それが「嘘に慣れることで自分の弱さと向き合えなくなる」ということ。

嘘に慣れると自分の弱さと向き合えない

嘘をつくことはいつでも行使できる権利。

だから、自分に不都合なことが起きた時、簡単に嘘をつくことが出来てしまいます。

もし嘘に慣れてしまうと、嘘をつくこと自体に何も思わなくなってしまう。

すると、自分の弱さを認めることが出来なくなってしまうでしょう。

誰も一度も間違えないで正解を選び続けることはできません。

間違えること自体は仕方がないこともあります。

重要なのは間違えた時に『その間違えを認められるか?』ということ。

間違えを認められず、嘘をついて一時的に正解の道を進んだとしても、
いずれは自分の心が苦しく、辛くなるでしょう。

弱さを認められなければ、最善の選択はできない。

結局、損をするのは自分なのですね。

嘘に慣れると他人に信用されないだけでなく、
自分も自分のことを信じられなくなってしまう。

だから『嘘をついてはいけないと言われる』のでしょう。

大事なのは嘘と上手に付き合うこと

『嘘をついてはいけないと言われる』のは
「他人も自分も信じられなくなるから」と考えられるけれど、
嘘をつかなければそれはそれで損をすることもありますよね。

ずっと正解を選び続けられないのと同じように、
ずっと正直に生き続けることも出来ない。

時に嘘をつく必要もあるでしょう。

けれども『嘘をついてはいけない』と認識していると、
嘘自体が悪いことのように思えて、嘘がつける自分を不安に感じてしまうかもしれない。

ですが、何事も知っていれば余計な不安は感じなくなります。

例えば、新学期・新生活で新しく出会う相手も、最初はどんな人か分からなくて
自分がやっていけるか不安だけど、相手のことを知ると不思議と不安はなくなるもの。

不安は『知ること』や『知識を持つこと』でカバーできるのですね。

「自分は嘘がつける」と理解していれば、
『その嘘は何のための嘘なのか?』も分かる。

ついていい嘘か悪い嘘かの判断が出来るようになれば、
嘘に慣れることもなくなり、必要以上に不安に感じることもなくなるでしょう。

『嘘をついてはいけないと言われる』けれど、
『嘘をついていい・悪いに正解はない』ことも知っている。

だから『どんな嘘もダメ』と短絡的に考えるのではなく、
必要悪と知って嘘と上手に付き合うことも大事かもしれませんね。

ところで、最初の方に「私もよく嘘をつくことがあります」と書いたことを覚えていますか?

実のところ、あれはちょっとした嘘です。

「嘘に対する嫌悪感を取り除いた方が読みやすいかな?」と判断して加えました。

本当は「たまに」ですよ。。。

文責・松田 裕司

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